おしゃべり

中学生になった娘は、最近 父親である僕がキモイだとか、面白くないだとか やたらとディスってくる。避けられている感じが強く、話し合う場面がほとんどない。しかし今日は珍しく、僕の書斎に来て、ベッドに座り、自分が描いた鉛筆デッサンを見せてくれた。目の前で描いてもくれた。デッサンのコツを教えてくれた。自分の満足感を満たすための何かが、何も要らないと思った。これが幸せだと、気が着いた。